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4月 卯月
■エイプリル・フール

大正の頃、万愚節として日本に紹介された。インドの仏教徒が菩薩の行で「彼岸」に達するが、その後本来の凡人にかえるのを諷して戒めた揶揄節が西洋に伝わったもの。又、フランスで1564年、新暦を用い新年を一月一日に改めたが、これになじめない人々が四月一日に新年の宴会を催し、ふざけて遊んだのが起こりともいわれている。

■灌仏会(花まつり)

仏生会、竜華会ともいい、仏教の開祖釈迦牟尼の誕生日にあたっての法会。陽暦の四月八日はちょうど桜花の盛りであることから「花まつり」ともいう。灌仏のために諸寺では、四本柱の四阿(あずまや)に似た「花御堂」を設け、中央に両手で天地を指した釈迦の立像を安置して,参詣人がそれに甘茶を注ぐ。その甘茶は、釈迦が生まれたとき、八大竜王が歓喜のあまり甘露の雨を降らして沐浴させたことにちなむ。

■桜

桜で一番早く咲く種類は緋寒桜。ついで彼岸桜が咲き、四月に入って染井吉野と山桜、里桜の順で咲く。一番の花見桜は染井吉野。江戸末期に生まれた種類で、生産地である駒込染井の名をとり、一本で吉野を思わせるところから染井吉野と名付けられ、明治から普及した。

暦の用語辞典

[清明]
陽気も徐々に暖かくなり、草花が咲きはじめ万物清新の気の満ちることを「清浄明潔」という。その言葉の略。

[穀雨]
雨の量も多くなり、田畑を潤し、穀物を盛んに成長させる。稲の種おろしのとき。

[朔(●)]
旧暦での毎月の一日を朔日という。月と太陽が、同方向に並ぶので「闇夜」となる為「●」の記号となる。

[上弦]
月の見える位置が南にあってその形が右半分だけの半月となる日。

[望(○])
朔日から十五日目。東の空からまん丸の満月の出る日。

[下弦]
朔の日より二十二日目頃。日の出前の真南に左半分だけの半月が出る。
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