暦法研究家
象英塾塾長
NPO法人論語普及会
安陽周易研究会顧問

自然と ともに 生きる

井上象英 代表執筆作

著書一覧

4月は、白く可憐に咲く卯の花が満開になる時期で、
“卯の花月”が略されて「卯月」と呼ばれるようになったといわれています。
暖かい日差しがまぶしく感じるこの時期に降る雨は、
新緑を鮮やかに引き立たせます。

\\続きは「365日こよみのお話」の音声をお聴きください//

 

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今月の動き(令和6年4月)

春先の生き生きした爽やかさを表現した「清浄明潔」。東南からの風を「清明風」とも言います。花より団子のお花見や山遊びも、元は定まった日に村をあげて行う神聖な行事でした。自分の罪や穢れを清める(祓う)ために野山へ向かいます。山磯遊び(潮干狩り)も同じ習慣です。

今月は4日の清明の節より月命戊辰・三碧木星の星盤になります。干の戊は土気の性質で方位は中央。万物が繁る陽気の分散作用があり、「茂」に通じて成長と発展に必要な象意。また、地支の辰は東南にあって「振・震」と同義。理想に向かって振るい動きながら前進する勢いを意味します。

そして、九星の三碧は東を定位として、未知の世界に向けて革新して行く陽気。つまり今月のキーワードは「胎動」と「躍進」です。経済は順調に躍進しますが、政府や官庁を表す星の位置が悪いので、またしても不正を正す事件や問題が見え隠れする暗示。新年度に向けての取り組みに対しても、情報の伝達に間違いがないか確認作業が必要ですね。とくに金融市場が活発に動く今期、木々が芽吹き成長する周期なのです。

ただ、あらゆる情報の真意の確認も大事な時。自然界では春爛漫かも知れませんが、思いがけない気候不順や寒暖差の影響による疾病、花粉症、春冷えの風邪流行に注意しましょう。

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