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⇒過去の記事
 大倉山インターナショナルフォーラム・奈良スクーリング
お暑いですね~! 皆様お変わり御座いませんか?
今月の活動は暑さとの戦いでした。6月30日(土)は第7回目になる大倉山インターナショナルフォーラムが開催され、大倉陽子プロジェクトチームでのコメンテーター役に。
今年のテーマは「千日回峰行」。48代目回峰行者、伊崎寺の上原行照大阿闍梨様にご登壇頂き、金峯山寺の法螺氏:宮下覚宣氏に先導役を。トークではハーバード大大学院のジェームズロブソン教授が、多くのハーバード大からの留学生や東大、慶応大などの学生の疑問を代表して阿闍梨様にお尋ねしていました。 写真はロブソン博士や大倉様、宮下氏と。
7月7日の七夕。都内のホテルで友人たちと会食した時の記念のショットです。
 そして奈良へ。五回目の受講ですが一万年前の縄文時代の祈りとはどのようなものだったのかが、何となく分かるような気がしてきたスクーリングでした。
奈良時代は華やかさと共に干ばつや飢饉、凶作などが相次ぎ、大変な時代でもあったようです。人々や生贄の動物、鉄器、土器、埴輪など、神様の言葉を伝える為に鳥の衣装をまっとった巫女が、神様の神意を占うために銅鐸なども使用し、豊穣を祈ったとされている。
また、今年3月に生徒達と参列させて頂いた東大寺。盧舎那仏は何度見ても凄い。修二会での松明、火の粉をかぶり今年一年の安全祈願が出来ましたが、その折若狭井を守っている閼伽井屋の今、竹も榊もすっかり枯れ、手向山八幡宮も参拝者が皆無で、当時一万人以上の参列者を振り返ると閑散とし何となく淋しい風情でした。しかし、東大寺でも唐招提寺でも古代ハスの美しさは格別。そのスナップを見てくださいませ。
そして高松塚古墳。20年以上前に見学した高松塚とは全く違う景色。こんなに美しく手入れされリフォームされていることに驚きました。

 北海道の旅・恵比寿RC例会
もう半年が過ぎましたね。 自分の活動は、予定されているスケジュールに合わせて、感動した場所や出会いのご紹介ですが、今月は久しぶりの絶景に心を奪われました。
それは北海道の旅です。仲良し四人組の女子会。一年に二回の旅をして数年になります。何処までも続く広大な牧草地。何もない大地と青い空。これが自然の豊かさの原点ですね。
大雪山では、まだ残雪が数メートルあるため、スニーカーから長靴に履き替える必要がありました。しかし清々しい空気に生きていることを実感。ヴィラ・ミクニも最高でした。
また、愛別岳や永山岳、北鎮岳、そして上川の旭ケ丘、富良野のラベンダーも美しかったです。フラワーランドでは初めてトラクターバスに乗りました。
そして、恵比寿のRC例会では、一般社団法人:イマジンワンワールド代表理事の 高倉慶応(たかくらよしまさ)様から「2020年に見る夢~KIMONOプロジェクト」をテーマに、卓話を頂きました。高倉氏は、公益ひとづくり事業「ミスジャポン」を立ち上げてから、福岡打ち水大作戦に参加するなど、日本文化の素晴らしさを着物を通して世界の国々に発信する活動をされています。自分は着物が大好きで、茶事はもちろんですが、時に居り着装して楽しんでおります。写真でポーズをとって下さった美人モデルさんにブラボー!

 日本海洋少年団連盟・ロータリークラブ・京都・滋賀・伊勢の旅
今月の活動は海、山、そして都心での奔走でした。
2020に向けた改革が進む都政の現状と変わりゆく東京湾、「躾は訓練の基本」をキヤッチフレーズに活動している日本海洋少年団連盟の東京支部の青少年達とともに、久しぶりに乗船したシンフォニー。ここでは小池百合子都知事がご挨拶。ベイブリッチのライトアップが美しかったです。
ロータリーでは、元衆議院議員で弁護士の若狭勝氏が「議事堂の奥底から見た者が語る政治の実態」の卓話を頂き、何かのご縁を感じました。そして翌週はアメリカ・カリフォルニア州弁護士のケント・ギルバート氏が「中・韓・北との付き合い方。文化的背景からの考察」と題した卓話を伺い、まさしく時期の内容にとても勉強になりました。 
月末には京都~滋賀~伊勢へと奔走する日々でした。そこで珍しい掛軸を発見。それが「天文圖」これは中国(漢代)碑文の拓本です。始めに「太極未判天地人三才函於其中謂之混沌云者言天地人渾然而未分也・・・」とある。つまり、地球がまだ渾然としていたところから四季が現れ、247節季や72候、そして28宿等々、その出来上がる過程を書き留め、解説しているものでした。
26日には比叡山無動寺に。ケーブルにも乗りました。お山の阿闍梨様、釜堀浩元様が堂入りされていました時に汲み上げておられた閼伽井のお水にて手水を頂き、心も体も清め、道中のノドの渇きを潤し、命の跡継ぎをさせて頂きました。再び明王堂に伺い、阿闍梨様にご挨拶できましたことに感謝です。

 目黒川夜桜クルーズ・吉田神道展・旧家訪問・神道大教院春季例大祭
桜が終わるとサツキ、ツツジやフジの垂れる花穂が美しい季節ですね。五月雨も梅雨も、田を潤す自然の恵みです。四季の美しさが織りなす日本列島の365日は「不易流行」そのもの。この4月は。来年に向けた暦の執筆に終われほとんどが書斎に缶詰状態でした。それでも時には息抜き外出もありました。
近くの目黒川のクルーズでは、八重桜を楽しみ、國學院大學での吉田神道展に出かけたり。吉田家は亀卜といって亀の甲を焼いて占うことや、祓えなどを行なった卜部氏の流れで、卜部平麻呂を祖とし、後の吉田兼倶が新たな吉田神道を創りあげ、神祗道の宗家としてその地位を磐石にしたことでよく知られています。(写真の鳥居は京都の吉田神社です)。4月14日からは上野で行なわれる日展の審査のため、従弟の加賀友禅作家・百貫登与彦君が我家に逗留。幼かった頃の昔話が楽しめました。
19日には旧屋敷をリノベーションされた千葉の生徒宅にお伺いいたしました。見事な門構えと、その奥の屋敷が、自然を背景として美観を調え、住む人の優しさが映りこんでいるかのような佇まい。ほんとうに爽やかで気持ちのよい楽しい1日でした。
21日は、神道大教院で春季大祭に参列し、参列者代表として、ご神前で「感謝の言葉」を奉読させていただきました。
日々健康であることに感謝です。

 京都・奈良の旅 仁和寺講義・薬師寺・東大寺二月堂「お水取り」
今月も奈良、京都へ向かうことが多くなりました。
10日に京都の仁和寺に入り翌日の講義にそなえたのですが、この日の京都はとても寒く、お寺の宿坊は2度目。早朝は零下で、すっかり体調を崩してしまい鼻声に。それでも翌11日9時からの講義「自然と共に生きる人間学」では。大勢の短大生の前に、グループディスカッションも無事に済ませることができ、ほっと一息。
その後、奈良に向かい薬師寺へ。友人の平岩様のお計らいで安田暎胤老師、奥様の順惠様と共に昼食を頂き、金堂の薬師三尊像や西塔、大講堂内など、白鳳時代の仏教美術を拝見させて頂きました。千数百年の歴史が伝統文化として永々と続く日本。そのひとつが東大寺の修二会であり、薬師寺の花会式です。
今年はカルチャースクールの生徒20名と共に、東大寺二月堂の「お水取り」に伺うことができました。天平の世から一度も絶えることのない「不退の行法」として、その伝統を守り続けています。(象英ユーチューブをごらんください)。第220代目の別当であられた北河原公敬長老より、東大寺内ミュージアムで創建由来や修二会のご講義を受けました。今年で1267回目であること、錬行衆は11人、12人とおりますが、すべて任命され前行と本行とに分かれ、学習と修行に入る。そして本業に入ると昼食のみで最後の業が終わった時は、粥のみになる。全地球の人々の平安と無事、罪や穢れへの懺悔が含まれているととのこと。本当に有難いことです。

 八王子南ロータリークラブでの講座「古事記に親しむ」・奈良大学スクーリング
1月の東奔西走が済み、ホッとひと息つかせていただきました。しかし暦を書かせて頂いている身としての使命「本を務む」のサイクルに、いよいよ「己亥年」の暦の執筆に入ります。
活動としては、昨年より受けておりました東京八王子南ロータリークラブでの講座「古事記に親しむ」は質疑応答の中にも楽しく笑いのある内容と、感謝されました。
そして奈良大学でのスクーリング。日本の古代祭祀と卜占の実体を専門家の講義から学び、この目で見ておきたいと考えたからです。やはり「百聞は一見に如かず」でした。
飛鳥という時代を迎えるまでの奈良文化のあり様を、三輪明神、大神神社の山田氏から拝聴して得心したことがあります。それは、日本の古代祭祀は、縄文時代から続く自然崇拝の内から誕生したことです。この神社では毎年2月に「卜定祭」が執行されるとのこと。大和で神仏習合していた頃には、十一面観音が奉られ、稔り豊かな地域だったと想像できます。(昨年訪ねた師岡八幡宮(川崎)での”粥占神事”も数百年続く行事。)
天理大付属の参考館に展示されていた考古美術の一例ですが、驚くほど貴重な収蔵品の数々を拝見いたしました。卜辞用の鹿骨や死者を埋葬するための甕棺(実物)など、墓相を学んでいたころに拝見しておきたかったと思った次第。
新薬師寺では旧門の遺跡のか貫木の隙門に寄りそった菩提樹の実が、古の風情と人々の信仰への思いに誘ってもらい心が温まった瞬間でもありました。


 ロータリークラブ卓話・本居宣長記念館・赤山禅院初例大祭・新年講演会
今年のスタートも多くの活動をさせていただき、健康で働けることに感謝です。
1月1日は、ご先祖様へのご挨拶で初詣。その後、大勢の家族が集まる兄の家に伺って、屠蘇、お雑煮、そしてスキヤキもご馳走になりました。
ロータリークラブでの卓話も恒例となり、例年通りに招聘いただき嬉しい限りです。また、トピックスとしては、24日に松坂市の本居宣長記念館に伺い、館長の吉田悦之氏とご拝眉の機を頂いたことです。あっという間の数時間でございました。古事記の夢と浪漫、そして奥深さを再認識した次第です。神話の世界をもっと知りたくなりました。
その後、京都の赤山禅院へ向かい、25日に初例大祭を奉仕させていただきました。
28日には、東京ニューオータニ(40階)で、自ら主催する新年講演会を開催させていただきました。定員オーバーの参加者の方々に、心から感謝です。
-今年も陽転思考で一歩前進-

【講演要旨】
2018年(平成30年) 
戊戌:九紫火気性(つちのえ・いぬ・きゅうし)
戊(陽土)――「土の兄」で方位は中央にあって四季の土用に当たります。その意義 
ボ   は「茂」で属性は「繁」。象形では「矛」を象り、昨年の丁に引き続き草木が繁茂する様子。また、易には「戊は茂、物皆繁茂」とある。
戌(陽土)――11番目の地支。土に属し、時刻では午後七時~九時の間。方位は西北
ジュ   西。季節は晩秋。象形は「戊」と「一陽」の会意文字からなり、その働きは「滅」で万物が消滅して土に帰る意味をさします。
九紫火気性 ――南に位置し属性は「火気」。易卦では離()で徳性は「明智」。他人を知るのが智、己のことを知るのは明です。卦象は「火」なので、事実の明白性と飛散、神秘的な感覚性が特徴と言えます。
今年のキーワード:「繁茂」&「伐採」

 年頭言
新年明けましておめでとうございます。
トランプ政権誕生に始まった平成29年、酉の酒熟の如く日本の政治も思いがけない変遷と変貌を遂げました。
しかし平成3年以来、20%近くの高値を付けている日経平均株価、国内外のリスクは無いのだろうか不安が残ります。
今年は戌年。カラ元気の「吠える犬」となるか攻撃的な「噛みつく犬」なのか。
私の希望としては「いぬ笑い」で過ごしたいですね・・・。

皆様にとって、幸多き一年となりますようにご祈念申し上げます。

平成30年 戊戌 元旦
井上象英


 伊豆修善寺、立花屋橘之助襲名公演、ロータリー卓話、湯島聖堂・湯島天神参拝、奈良大学登校
年末は、やはり「師走」ですね。自分は仕事の出張もあって東奔西走しながらもシッカリ楽しみも満喫させていただいております。1年ぶりに伊豆修善寺の「あさば旅館」へ。私にとって永年の友、4人組と、新内仲三郎氏(人間国宝)の屋形船に乗っての演奏会、温泉を楽しむための旅行でしたが、このとき修善寺界隈は紅葉が見事で、京都で楽しめなかった分、感動の散策をしました。また、当日の夜は、スポットライトを浴び月桂殿のある能舞台の前の池で、鼓、笛の音、そして新内の謡曲と・・・なんと贅沢なひと時でした。出張鑑定、原稿の締め切りや易経のテキスト作りに追われている日々の疲れがスッキリとした感があります。
そして又、三遊亭歌司氏との出会い。東京国立演芸場では二代目立花屋橘之助さんの襲名披露公演があり、歌司師匠の落語と口上を伺い、すべてがはじめての経験でした。その後、仲間内ということで夕食の席に参加させていただきました。笑ってばかりの数時間に、自分の顔相が変わったような。
今月、来月とロータリー関係の卓話がありますが、とくに今月の平凡社女性社長、下中美都様のお話は、とても印象的でした。そのあとのクリスマスパーティでは神道大教の仲間たちと、楽しい時間を過ごしました。さらに湯島聖堂、湯島天神へと参拝、来年からは奈良大学へ通います。


 金沢・岡山・京都の旅、恵比寿RC1000回例会、車ナンバープレート・オリンピック仕様
3日から久しぶりに金沢へ。友人のマーク・エステル氏と共に箔一の浅野社長を訪ねました。マークさんは古事記をテーマとした神話の世界を描き続けて30年というフランス人画家ですが、浅野さんは、この夏話題になったソフトクリームに金箔ををトッピングしたアイディア・ウーマンです。本来は、親類にあたる加賀友禅作家の百貫家の工房を訪ねることが目的でしたが、箔一の工場や、彼女のペントハウスに宿泊したりで、とてもリッチな旅を満喫いたしました。
5日からは岡山へ。織部作家の児島塊太郎先生の工房へ。奥様とも久しぶりに談笑し、その後、恐れ多くも塊太郎先生の素焼きのお皿に、来年の干支の文字を書かせていただきました。これから焼くのですが、いささか恥ずかしい限りです。夜は倉敷へ。歴史ある吉井旅館へ宿泊したのですが、その部屋が、なんと、坂本龍馬が逗留していた部屋とのこと。時代を感じる床柱や天井、床のきしむ音に維新の気配を感じたひと夜でした。
翌日は京都に入り。2年ぶりに澤正へ。ここの蕎麦懐石は絶品です。昼食でも2時間が必要なほど多くのめずらしい食材や、手の込んだ品々が出てきます。
夜は、なかなか体験できないお座敷にご招待いただきました。舞妓さんや稽妓さんとゲームも。私はお酒が呑めませんので、ご一緒したロータリーの友人や中野氏ご夫妻に助けてもらいおおいに楽しみました。
14日には、所属する恵比寿RCの1000回例会でした。同じ恵比寿ロータリーアクトクラブの設立総会でもあり、記念のパーティーが開催されました。RYLArianのチェン君と記念撮影です。
そして今月は、久しぶりに結婚式へのご招待が2つ。美しいお嫁さんに笑顔をこぼれます。”綺麗ね”とか”嬉しい”という言葉が、なんのためらいもなく言える幸せを、いたるところで実感できた月でした。
P.S. 車のプレートもオリンピック仕様にいたしました。


 国際ロータリー2750地区RYLAセミナー、釜掘浩元大行満大阿闍梨様「土足参内」、椿大社参詣
先日の28日に台湾での孔子祭(釋奠)に陪祭官として参加させていただきましたが、自分の立ち姿が地元の方々に受けいられたかの様に馴染んだ姿に、満足気な顔を今一度UPいたしました。
10月5日、6日と全商女性連合会の関係で、北海道札幌へ飛びましたが、思いがけない出会いとご縁に世の中の狭さを感じました。
10月7、8日国際ロータリー2750地区での青少年奉仕RYLAセミナーに参加。昨年度は副委員長でしたが、今年はオブザーバーとして汗を流させていただきました。
10月13日~15日は、京都へ。今回の上洛(?)は一生に一度の大変重要な出来事でした。それは、「土足参内」のための御所へ向かう釜掘浩元大行満大阿闍梨様に随喜させていただく機会を賜ったことです。平成23年の春に比叡山無動寺から回峰1千日をスタートし、以来修練すること7ヶ年。この9月18日には堂入りを成満され、10月14日に天台座主猊下様のご臨場を仰ぎ、京都御所に於いて玉躰加持の秘法を修められました。私は、前日の京都入りし、14日の早朝に赤山禅院に向い、ここで神職としての着装を済ませ、集合場所の清浄華院へ。そこから僧侶や信者の方々、1000人ほどと共に御所まで行列して歩きました。小御所に上がり、玉座に向かって祈願される釜掘浩元大阿闍梨様のご加持を目前に拝することが出来たことは、夢のような出来事でありながらも紛れもない現実、この上ない幸せを頂戴いたしました。そして、24日には松坂の椿大社で山本宮司と再会し、その後、四日市の椿岸神社へも正式参拝をさせていただき。日頃の汚れを祓っていただいた次第です。


 タイ出張・赤山釜鳴り神事、台北孔子祭(釋奠)
久しぶりの東奔西走でした。
生まれて初めてのタイ出張。中国の女性経営者団体からご招待を受け、昨年に引き続きアジアでの大会に参加いたしました。大会前日からのセレモニー、当日の登壇してのスピーチ、その後の懇親会も全て圧倒されるフィーバーぶりで、今日の「一帯一路」政策の中で、中国がタイ国との経済交流を重視していることが肌に感じられました。とくに驚いたのは、バンコク空港からホテルまでパトカーに先導され、移動は全て白バイの護衛付きだったこと。
9月25日は、赤山様での釜鳴り神事が執行されました。今年は、東京から易経の生徒や神主の後輩達が参列したことで、大変賑やかとなり、御釜のうなる様な音がひときわ大きく長く、山々に響く清々しさを実感することができました。日々のご加護に感謝しています。
翌日26日から台湾での孔子祭(釋奠)に出席のため台北へ。2年ぶりに孔垂長様(孔子直系子孫79代目)とお会いでき、晩餐会で杯をかわすことの幸せ。論語普及会の目黒会長共々、学朋数十人と楽しく有意義な時間を過ごすことができ、至福のひとときを過ごしました。そして28日は早朝より、大成至聖先師孔子誕辰2567週年釋奠典禮において日本大阪論語普及会顧問として"陪祭官"をつとめさせていただきました。写真は大礼服姿です。また、故宮博物院では、「萬世師表」展が開催中で、聖賢孔子様をはじめ、十哲の半身像も公開されておりました。


 夏休み・四国九州の旅・マークエステル芸術祭・神道学院下夏季研修会
50年ぶりのフリースタイルな夏休みは、陶芸家の児島塊太郎先生、ハーピストの中野智香子先生ご夫妻と温泉三昧。全員が岡山空港で合流し、瀬戸大橋を渡り四国へ。今治から西条市で一服。そこから松山自動車道をひた走り、八幡浜もフェリー乗り場まで、なんとも贅沢な旅の始まりでした。
写真の宇和島フェリーは、すいぶんオシャレで休み処が広々とした空間。大分の臼杵に着くまで遠くの島々や海を眺め、やがて訪れた沈む夕日の美しさに”無心”のひと時を味わいました。臼杵の薬師の湯でおいしい料理とまったりとした湯をいただいた翌日、国宝・臼杵石仏へ。平安時代の後期に岸壁に刻まれたという60体あまりの磨崖仏群ですが、誰がどのような目的で彫ったかは、わかっていないようです。とくに写真の大日如来像は圧倒的な迫力と存在感を見せていました。
そして一路、湯布院へ。玉の湯は15年ぶりのような気がします。そのとき買った藍屋のストールを身につけ、なつかしい町並みと宿のの風情。その当時、玉の湯の近くで開店したばかりのおそば屋も盛況で、なかなか予約がとれないくらいでした。
蜩の声や鳥のさえずり、蜻、夜には梟の鳴き声がかすかに聞こえ、まるで自然の林の中で”ほっこり”しているようで至極満足。心の中まで清々しい風が吹き抜けた夢のようなひと時でした。ひたすら暦の原稿を書き続けてきた自分へのねぎらいのプレゼントかもしれませんね。
20日には、友人のマークエステル氏の芸術祭へ参りました。明治神宮会館での、スイスのローザンヌで賞をとられたすばらしいバレリーナたちの演技で表現された古事記の物語は、本当に感動しました。
8月22日~28日まで、麻布の神道学院(大教院)で夏季研修会が開催されました。象英の生徒、福谷象玲と弓場鳳象の二名が”神ながらの道”を目指してくれました。
本当に嬉しくお目出度い!!

 大倉山インターナショナル・ステューデント・フォーラム・出雲/倉敷の旅
6月24日、12:00~19:00、大倉山においてハーバード大学からの留学生と日本の大学生との交流を軸とする大倉山インターナショナル・ステューデント・フォーラム第6回が開催されました。私はチームの裏方としてお手伝いをさせていただいております。今回は、「日本の歌舞伎」をテーマに葛西聖司氏(元NHKアナウンサー)、マーク大島氏(ハーバード大学)の解説とトークに、市川ぼたん(市川海老蔵の姉)の夕鶴の舞を拝見することができ、心からブラボーでした。
7月3日~5日は、出雲大社~足立美術館、竹田城跡、そして倉敷の旅を、セミナーの生徒と共に楽しんで参りました。
出雲は3年前の遷座式以来です。新鮮な心で拝殿に向かうことができ、とてもうれしく思いました。とくに、生徒たちは正式参拝をしたことがないとのことであり、本殿近くまで伺い、神様のおそばへ進んで四拍手させて頂いたことに感激したようでした。
足立美術館では、「寿立庵」で一ぷく。その後、雲海の山城といわれる竹田城跡へ。それにしても、今回のたびはよく歩きました。

PS:皆様にご心配頂いた台風の影響は1日の差で受けることなく無事であったことを、ご報告申し上げます。

 夏越の大祓神事、日吉大社参拝、松本明慶佛像彫刻美術館
6月のみそかは夏越の大祓神事がございました。穢れを人形に託して川に流します。私たちは、古来より神仏を敬い、先祖を崇め、神様への感謝をする中で、日々、罪や穢れ、過ちを犯したりします。この様な日常に生じる不浄を祓い除き、清めて頂くのが夏越の祓いです。写真は、祓津物として「人形」と「切麻」、そして「茅の輪」です。
昔、武塔の神(実はスサノオ命)が貧しい蘇民将来の家に宿泊した帰りに、このチガヤを腰につける様に言い残したのですが、その後、この地域では、疫病が流行し、チガヤの輪をつけなかった村人は、全滅したとのこと。つまり「無病息災」のご利益があるのです。
18日~19日と堂入りが満じました京都比叡山、千日回峰行者、釜掘浩元阿闍梨様のご加持を頂くために京都へ。現在、阿闍梨様は「利他行」の最中であり、「赤山苦行」、京都「大廻り」と称する、まさしく回峰行であり、山林での修行。84Kmの道程を睡眠2~3時間で歩くのです。とにかく早い。
私は、先月25日、赤山禅院で、ご加持を受けさせていただきましたが、この18日は、神泉苑で、19日午前1時には京都御所北門前で、午前10時には、大津市の坂本の日吉大社に釜掘阿闍梨様をお待ち致し、無事にご加持を受けることができました。
日吉様の石段も飛ぶように駆け降り、目前を通りすぎる時には、空気が動く(風が吹く)、仏様が通り過ぎたような気が致しました。
この日吉様は、比叡山の中興の祖として称せられるます、良源座主(元三大師)が「見ず、聞かず、言わざる」3つのさるよりも思わざるこそまさるけりなり・・・と。魔除けの象徴であるサルを眷属とし、京都御所の鬼門を守っています。別称、「猿ケ辻」の日吉大社さんです。8年ぶりの参拝ですので、サルのおみくじを引きました。”中吉”でした。嬉しい!!
写真の百合の花はカサブランカのピンクとワインレッド、新潟の友人から毎月2度、事務所に届くのですが、ワインレッドの品種は初めて。生ける場所によっては黒百合にも見えて、とても神秘的。
また、京都では、大佛師松本明慶氏の美術館に伺い、松本先生から新しい仏様の数々を直接ご説明頂き、奥様とも楽しい四方山話をさせて頂きました。至福のひと時でした。


 数十年ぶりの連休
数十年ぶりに連休を楽しむことができました。行った所は八ヶ岳。ペンションのオーナーである中野氏ご夫妻のお誘いでした。本当に空気のきれいな、景色も美しい、癒しの2泊3日の旅となりました。ところで中野氏のお孫さんは、ドイツ・マインツ所属のサッカー選手、武藤嘉紀君です。ごらんのとおり、我が家には彼のカレンダーが掛かっています。
連休最終日の7日は、友人のご子息、児島慎太郎君を日動画廊で。優しく温かさの伝わる静物画には、すべて売約済みの赤いマークが・・・さすが!。帰り道、話題になっている銀座シックスへ。草間弥生さんの風船が、とても印象的でした。
13日からは、(故)伊與田 覺先生の恵子お嬢様のご案内で箕面の記念館へ。ところ狭しと並んでいる全ての品々や、その空間に先生の在りし日の思い出がよみがえり、懐かしく、去りがたい思いでいっぱいでした。そのとき、ふと子貢(孔子の弟子)は、どうだったのだろうか?ふと、そんなことが心にわきあがってきました。実は、私は、ご縁があって下村観山画の孔子の掛け軸と75代目孔子孫の「忠孝」の額装を持っております。書斎に掛けておりますが、悩み多きとき、これを仰いでは心が癒されております。


 花見・倉敷、岐阜の旅・大教院春季大祭
4月は1年で最も美しい季節と思います。
3日は事務所のスタッフとともに目黒川(目黒区)や皇居周囲の千鳥ケ淵へお花見に行ってみました。枝々の先々はもちろん、太い幹からも我が桜の若芽が美しく咲いてました。ところで桜の女神は木花之佐久夜毘売命で、日本を象徴する富士山にお住まいとか。桜前線は日本を南から北へ向かって咲き続け、ほぼ1ヶ月近く目を、心を楽しませてくれました。やはり神様の住む国なのかもしれませんね。
8日は倉敷へ。友人の児島塊太郎先生と共に桃の会へ。夜の散歩では天領時代からの街並み、水郷にライトアップされた倉敷美観地区でのひとコマはとても幻想的でした。
翌日の9日は、早々に岐阜へ。日頃から大教院でお世話になっております真中神社の竣工祝賀際に、大会議長として参列してまいりました。式典の最後には境内で信者さん達に向け紅白のお餅がまかれ、大変な賑わいとなり、私も福分けのお裾分けをキャッチしました。
4月21日は、私が籍を置く神道大教院の春季大祭に参列いたしました。前日は雨風で、当日も小雨予報でしたが、お祭りの時刻には陽が射し、太陽にも恵まれ心も体も禊をさせて頂いたのかも知れません。


 恩師伊與田覺先生の百日祭法要・青少年交換留学生講義・歌舞伎座観劇・春の赤山など
3月4日 京都東福寺で、恩師伊與田覺先生の百日祭法要がありました。先生とは最後のお別れになります。村下会長はじめ、弟子一門の私たちの心の中には今だ生き続けている先生の教えがあります。そして、論語、易経、儒学を通して伊與田塾の一燈を個々に燃やし続けていくことを誓いました。東福寺は、「摂政九條道家が,奈良における最大の寺院である東大寺に比べ,また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で,「東」と「福」の字を取り,京都最大の大伽藍を造営したのが慧日(えにち)山東福寺です。嘉禎2年 (1236年)より建長7年(1255年)まで実に19年を費やして完成しました。」(東福寺ホームページより引用・写真とも)とあります。伊與田覺先生が、この見上げる大伽藍の空のはるか彼方、天より私たちに微笑みかけていらっしゃる、そんな思いがいたしました。
3月5日 東京の代々木オリンピックセンターで、1016-17年度の青少年交換留学生達に「日本の宗教」というタイトルで「神道」の講義を致し、同時に伊勢神宮での第62回「遷宮式」のビデオ鑑賞も行いました。はじめて聞く話や見る儀式に多くの質問をいただきとても嬉しく思いました。
3月19日 久しぶりに三月の歌舞伎座へ。幸四郎の引窓や藤十郎の女五右衛門、そして海老蔵の助六と、春を華やかに彩る、まさに”桜満開”の美しい舞台でした。当日、売店で「開運の小槌」を購入しました。この小さな小槌に恵比寿、大黒、瓢箪、蛙、賽子、小判、南天、破魔矢、狸、達磨の全てが入っています。
3月21日 関東商工会議所女性連合会での講演会に出席いたしました。おもちゃコレクターの北原照久氏から「夢の実現」という感動的な体験話をうかがい、自分の幼少期や学生時代とダブらせて、つい胸が熱くなりました。
3月22日 ロータリークラブの地区青少年育成プログラムRYLA活動も、この6月もって卒業します。その新旧合同委員会で、突然花束を頂き、本当に嬉しかったです。
3月24日 今月も津での勉強会の後、京都へまいりました。赤山の桜はすでに散っていましたが、水仙は満開でした。町中の五条や鴨川、川端沿いでは桜の蕾はまだまだ固く、これからの様子。


 東京商工会議所世田谷支部賀詞交換会・東京ロータリークラブ卓話講演・宮古島
2月1日、帝国ホテルでの東京ロータリークラブ様に始まり、三鷹ロータリークラブ様、東京シティ日本橋ロータリークラブ様、東京お茶の水ロータリークラブ様、さらに東京立川ロータリークラブ様のお招きにより卓話講演会でお話をさせていただきました。各会で、干支九星学による平成二十九年、丁酉年の展望として、二月の近況報告で申し上げましたように『不安材料も多く、政治も経済も「腐熟」しないことを物語った状況だが、完熟して腐る一歩手前の気がしないでもない。また、一白の水は、高い所から低い所へ動く性質があり、土の欠けた場所に集まる性質をもっています。そして、「方円の器に従う」柔軟性があります。水の流れを“人やお金の流れ”“情報”とすれば、環境によっては善悪共に作用し、財政は滞り情報は隠蔽されます。』との基調をお話しましたが、今まさに米国トランプ政権の誕生がもたらしたTPPの頓挫、そして、それによる日本経済の不透明な状況が見えてくるにあたって、ご参加の方々には、とても熱心にお聞きいただきました。私の卓話が、ご参加いただきました皆様のお役に立てることを切に祈っております。
また、19日、20日に、骨休みの休日として宮古島に行ってまいりました。お天気はあいにくの曇り続きでしたが、気温は東京に比べ10度ほど高く、東京の寒さに縮むでいた体が伸びるようでした。
なお、東京商工会議所世田谷支部の新年賀詞交歓会では、私が東京商工会議所に入会してから三十年の感謝状をいただきました。早いもので、まさに三十年、感慨深いものがございます。今日までご指導いただきました東京商工会議所の皆様に厚く御礼申し上げるとともに、これを今後の活動のいっそうの励みとさせていただきたいと思っております。


 井上象英新年講演会など
1月は、毎週といってよいほど各所で講演会、勉強会にてお話させていただきました。東京池袋ロータリークラブ(暦と日本人)、東京御茶ノ水ロータリークラブ(干支学から読みとく丁酉の展望)、東京立川ロータリークラブ、また、三重県津市「ホテルグリーンパーク津」にて新春易学勉強会『菜の花会』にて「丁酉の展望」と題しての講演会、さらには神道大教院にての「丁酉・一白水星の考察」などの講演を」させていただきました。ご参加いただきました皆様、各会をそれぞれ企画、運営された皆様に、あらためて厚く御礼申し上げます。
29日の日曜日には、今年で2回目となります、東京・ホテルニューオータニ「ベッラ・ヴィスタ」にて新春井上象英講演会を開催させていただきました。その講演会にてお話させていただいた資料を抜粋して、ご紹介いたします。
-----資料抜粋-----
態勢・・・
「丁」は一と亅で火気。火はモノを照らし、暖を取り、煮炊きの用をなすがその使用を誤ったならば、全てを焼き尽くす大災禍を越す暗示もある。
また、「一」は前年の陽気で「亅」は新勢力の突き上げを象っていて「町」や「丁数」の意と、「丁寧」な注意深さという多様な文字でもあります。昨年の「伸と神」におけるリスクを象徴するかのようでもあります。
とくに「酉」は熟成をその象意とする為、不安材料も多く、政治も経済も「腐熟」しないことを物語った状況だが、完熟して腐る一歩手前の気がしないでもない。また、一白の水は、高い所から低い所へ動く性質があり、土の欠けた場所に集まる性質をもっています。そして、「方円の器に従う」柔軟性があります。水の流れを“人やお金の流れ”“情報”とすれば、環境によっては善悪共に作用し、財政は滞り情報は隠蔽されます。
つまり、万事が閉塞すれば腐敗した政治体制に与える影響も大きいのです。
その本質を問う異論反論、甲論乙駁も半端ではないでしょう。
態勢としては「外」から「内需の質を高める」を目指す年になると言えます。
―― 酉年や一白年の傾向 ――
熊本や鳥取地震、阿蘇の噴火、長雨や豪雨の自然災害に苦しんだ申年でしたが、首長の不正、築地やオリンピック施設問題に翻弄した年でもあった。
今年は、政治構造の再編があるかも知れません。丁の新旧体制のぶつかり合いは欲望のエネルギーになって利己主義に。仁義どころではない。縦の人間関係が希薄になり常識の線引きも難しい。そこで、どの分野に於いても「質」が問われる暗示です。南に五黄が巡るので“虚偽”や“秘密の露見”もある。東に歳破が付くため「教育」や「医療」問題にもヒビが入りやすい。また、丁と酉に共通する要素は“異種混合”です。つまり精神世界はもちろん、身近でない社会一般でも成熟した新時代の幕開けを読み取ることが出来ます。ただ、北に暗剣星が同座しますので、凶神の影響を受けると局地的豪雨や豪雪、猛暑が一転して冷夏か低温注意報のことも。自然災害は年を選ばない。

本年も、皆様にとってよい年となりますように。

井上象英


 年頭の言葉
新年明けましておめでとうございます。

昨年は、熊本や鳥取地震、阿蘇の噴火、長雨や豪雨の自然災害に苦しんだ申年、首長の不正から始まり、築地やオリンピック施設問題などが問題となり、まさに天変地異の年でした。
本年、平成二十九年(2017年)は丁酉の歳、一白水星(ひのと・とり・いっぱくすいせい)。
丁(ひのと)の本義は「あたる」、そして、その属性は、「壮(さかん)」です。また、酉(とり)は、米から作る酒の原字であり、万物生成の循環を表わしています。
そこから今年の態勢として見えてくるのは、成熟期を迎えた政治や社会の大きな変化の暗示です。たとえば、磐石とみえる自公与党の政治体制の再編の可能性が。社会では、「教育」や「医療」の体制が問題化するかもしれません。これは、また次にくるべき新時代の幕開けの予兆とも読み取ることが出来ます。北に暗剣星が同座しますので、自然としては、局地的豪雨や豪雪、猛暑が一転して冷夏か低温注意報になることも。今年のキーワードは、「抵抗力」、「完熟」です。大きな変化を前にしての準備を怠りなく、また平常心をもって事にあたれば、何事も無事。

なお、昨年の28日発売の家庭画報別冊開運招福術に「古事記」の取材をお受けし、古事記の世界を題材とした絵画を発表されおります画家マークエステル氏との対談が8ページにわたって掲載されています。ぜひ、こちらをご高覧いただけましたら幸いです。

皆様のご多幸をご祈念申し上げます。

平成二十九年 元旦
象英 記
 秋季師道研修会・赤山禅院月次祭/鑑定会・杉原千畝記念館・伊與田覺先生ご逝去
11月19日~20日、このたび久しぶりに秋季師道研修会に参加させていただき本当によかったと思います。それは自分では不思議に疑問と思わずに素通りしていた論語の章句のこと。一点に注視してここを中心に講義が展開し、さらに質問の中にも「仁」や「徳行」につながる学びがありました。また、親と子の間の愛(無私の)、目上や師と目下、弟子との間の愛の違いはあるようですが、その本は人間が持ち得る無上の愛ということ。そして「史記」の話、今一度始めから読み返してみたいとおもいました。あれほどの歴史書は、どれだけの人々が読んでいたのだろうか。歴史の中で語られる聖人と人の子であったということは、自らも人として生まれ人として育ったかはどうかは、誰もが成人として立志し、他からも、これを大人として評価されてのことかと理解しました。日本の天皇家では、命名に男子には「仁」つけ、女子には「愛」をつけることが多いが、これは論語によると知り、とても心豊かになった次第です。

伊與田 覺先生
25日には、赤山禅院での月次祭と鑑定会、ことしの赤山の紅葉はすでに終わったようで、ちょっと残念。26日は杉原千畝記念館を訪ねました。杉原千畝は、第二次大戦中、日本政府の指示にもかかわらず、ナチスドイツから迫害を受けたユダヤ人を含め数千人の避難民への日本通過ビザを発行し、その命を救った日本の外交官です。まさに「命のビザ」を発給した、その人道主義は、世界から賞賛を受けています。


25日に伊與田 覺先生の突然の訃報を耳にいたしました。
子貢は孔子が亡くなったとき、「天とはかくも無常なものか。私はこれから誰を師として教えを請えば良いのだろうか」と嘆いたとのこと。私もまた、その子貢と同じ境地です。生前、伊與田 覺先生よりいただいた教えに感謝申し上げるとともに、安寧なるご冥福をお祈り申し上げます。


 
 橿原神宮・キトラ古墳特別公開・瀧原宮・椿大社宮内庁式楽部雅楽演奏会
10月1日~2日、私が講師をしておりますカルチャースクールの生徒さん達と、悠久の神様のふるさとを訪れる旅をさせて頂きました。旅の始まりとして、橿原神宮・文華殿での神武天皇二千六百年祭 献香のお香席に参加させていただきました。香道の古式豊かな雅なひと時を楽しませていただきました。
次に飛鳥歴史公園のキトラ古墳の特別公開に向かい、日頃授業で風水学や陰陽五行思想の講義を聞いていた生徒さんたちは、本物の壁画や場内の説明を聞いて、更なる興味を持たれたことと思います。夜は榊原温泉宮郷に移動し、皆様とゆっくり寛ぐことができました。(夕食で供された松坂牛は美味でございました。)

翌日は早々に元伊勢となります瀧原宮に向かい、正式参拝をさせていただきました。このお宮は天照大御神の御魂をお祀りし、古くから「遙宮とおのみや」として崇敬を集めております。神域内の樹齢数百年といわれる杉の木立参道、そして谷水の流れを利用した御手洗場など、まるで神代の昔にもどされたような、とても清々しい空気を感じました。

その後、午後1番に松坂の椿大社を参拝させていただきました。こちらでは、山本行恭宮司様とのご縁に依り、父(故観象学人)と共に参拝させて頂いて後、27年ぶりでございます。ご祭神は猿田彦大神で、天孫降臨(邇邇芸命)の際、道別の神様として神々をお出迎えして九州高千穂へお導きした神様で有名ですが、この椿(道別)大神社は、日本最古の神社としても有名です。正式参拝の後、松下幸之助が寄贈された  庵でお抹茶をふるまっていただき、心も体も温かく、神様のご加護に感謝です。

10月23日には皇居、宮内庁式楽部での雅楽の演奏会へまりました。雅楽の荘厳な響きを堪能させていただき、とてもすばらしいときをすごさせていただきました。


 
 
 伊崎寺棹飛び、家庭画報取材、RYLAセミナー、京都赤山禅院・釜鳴神事など
9月6日~7日、久しぶりに親交のある方と京都で合流し、上原行照様の伊崎寺へ参山し、ご加持を受けて参りました。2年ぶりの棹飛び堂での祝詞は、とても心が清められ、お堂にひびく禊祓いは、わが身の魂も清々しくなったように、まさしく気が軽々しくなりました。(行者様による棹飛びのお写真は、以前、湖上より撮影させていただいたものでございます)
9月9日の重陽の節句には、先月ご案内申し上げました「一般社団法人スターリィマンからの贈りもの」様のお招きによる、御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター2F ・テラスルームでの「★日本のすばらしさを知るコミュニケーションアート講演会★」でお話させていただきました。第一回「伊勢神宮の式年遷宮から日本の心を学ぶ」 と題し、『◇日本人にとって「伊勢神宮」とは? ◇20年に一度の「式年遷宮」とは?「常若(とこわか)」とは?』について講演をさせていただき、ご参加の皆様には、とても熱心にお聞きいただき、あらためて感謝御礼申し上げます。
9月14日には、家庭画報の取材として洋画家のマーク・エステル氏との対談をさせていただきました。今回、成田の彼にアトリエに伺い、製作されたその作品の点数と大きさに圧倒されました。取材内容は「古事記」です。今、自分の中で最もブームになっている古事記をテーマに対談させていただき、緊張しましたが、マークさんとは、とても楽しく対談させていただきました。対談は新年号掲載の予定でございます。
9月17日~19日は、副委員長としてRYLAセミナーの司会を担当させていただきました。
9月24日~25日は、京都赤山禅院で釜鳴神事を奉納させていただきました。今年は奈良の岡本忠宣先生のご奉仕をいただきました。心から感謝しております。(釜鳴神事のお写真は、以前、催行させていただいた際のものです)

 青森県のむつの旅
8月19日~21日と友人の橋田様と青森県のむつへ行ってまいりました。むつ市ではこの期間、田名部まつり(田名部神社例大祭)”五社祭り”があります。このお祭りでは五つの町(村)で、それぞれ個性豊かな造物や飾り物で彩られた豪華絢爛な5台の山車を、京都祇園祭の流れを汲む哀調を帯びた祇園囃子にのって町民の方々総出で引き回します。このときばかりは、むつ市は3日2晩休むことなく灯りがともっていて、都会に出ていた若者達が大勢押しかけ、神社境内地は、大変なにぎわいでした。
日中は、時間のある限り青森の観光をさせていただきました。大間(まぐろの地)や、恐山などを回りましたが、日本の最北端で東京から自転車で旅する三人の若者に偶然出会ったことは、なんとなく心がなごむ嬉しいひと時でした。
とても楽しく癒される東北への夏旅ができましたこと、橋田様をはじめ、皆様に感謝申し上げます。


9月9日(金)重陽の節句には、「一般社団法人スターリィマンからの贈りもの」様のお招きにより、 御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンター2F ・テラスルームにて「★日本のすばらしさを知るコミュニケーションアート講演会★」おきまして、第一回「伊勢神宮の式年遷宮から日本の心を学ぶ」 と題し『◇日本人にとって「伊勢神宮」とは? ◇20年に一度の「式年遷宮」とは?「常若(とこわか)」とは?』などのお話をさせていただきます。

10月1日には、奈良、橿原神宮・文華殿にて催される「神武天皇二千六百年祭 献香 神武天皇 倭姫命」に参加させていただきます。初秋の奈良への旅、橿原神宮での古式ゆたかな献香の催し、とても楽しみにしております。
 アジア太平洋(深?)女性フォーラム参加
7月16日、アジア太平洋著名女性連合会のお招きにより中国・深?で開催されましたアジア太平洋(深?)女性フォーラムに参加させていただきました。現代中国のめざましい経済発展の中、企業経済・文化活動の分野において女性の進出・活躍が広がっており、このフォーラムにおいては、様々な女性による活動報告がなされました。今回の参加で驚いたのはアジア太平洋著名女性連合会の会長でございます、Man Wang Li女史、中国でトップモデルの一人として活躍されております方が、今や女性企業家団体の代表として経済界の第一線に出て活躍されているということ。変わりつつある中国を目の当たりにしたように思えました。私の参加した当日のディスカッションテーマは「知的財産の保護と知的文化遺産について」 であり、この中で、私は中国古来の暦、並びに陰陽思想などによって大きな影響を受けながらも、日本独自の発展を培ってきました神宮館高島暦の歴史経緯や暦文化の重要性につうてお話させていただきました。
急激な発展の中で、ときに国内で様々な問題を抱えつつも、確実に未来に向かって進む、現在の中国の姿がかいま見えたような、すばらし経験でございました。日中とは、これからも隣国としてともに発展していくことを願ってやみません。また、わずかながらも、その一助にならんことを願っております。
今回の参加にあたって、とても熱心にお誘いいただき、また、初めての訪問となる深?空港にて、わざわざお迎えいただきましたMan Wang Li会長に、あらためて感謝を申し上げます。


 国際ロータリー世界大会(韓国)・石清水八幡宮 寺子屋サミット講演・大倉山国際学生フォーラム
5月28日~6月1日まで国際ロータリーも世界大会(今年は韓国・ソウル)へ出席してまいりました。実は、韓国へ行くのは初めてなので、行く理由は何であれ、とても楽しみでしたが、大会のプログラムがハードなのと、会場の圧倒的な広さで、連日くたくた。まして、来年(酉年)の象英暦の締め切りもあって、パソコン(原稿作成用)持参で休みなし。唯一ツアーで見学したところが、世界遺産に登録されている水原華城(スウォンファソン)。町の中の大きな八達門(パルタルムン)とか城壁が、自然と一体にとけこんでいる風情が美しい景色と思いました。

6月18日、石清水八幡宮で第4回寺子屋サミットが開催されました。今回は、論語普及会の顧問として「暦作家が語る論語」と題し、暦法、易学、そして神道学から90分の講義をさせていただきました。諸先輩達の前での講義は、まさに汗だく。また、翌日の19日には、わが生涯の師と尊敬申し上げております、伊與田 覺先生の御宅を訪ねさせていだきました。先生は、ことし101歳になられます。お話をさせていだく途中、先生の近著でございます「百歳の論語」(致知出版社)に「神州不滅」のお言葉を添え書きいただき頂戴いたしました。先生のお心に感激した次第です。先生の、ご健勝を願ってやみません。

6月20日には恒例の大倉陽子プロジェクト(大倉財団)が開催されました。今年は相葉たかのり氏の忍者シリーズとグラフィックデザイナー&プロデューサーとしての公演が、実におもしろかったです。ハーバードの学生達60人も日本の忍者のパフォーマンスに興奮、大いに盛り上がりました。


 京都比叡山内・玉照院参山・大相撲観戦
5月1日・2日と比叡山内の塔頭、玉照院へ参山してきました。友人の大倉様から、かねてより楽しみにされておられました千日回峰行者様との面会、そして明王堂(堂入りされるお寺)への参拝など、ゴーリデンウィークの最中でありましたが、さすが、この山奥は出入りする方々も少なく、五月晴れのウグイスの声を聞きながらゆっくりと谷へ。この無動寺谷へは、昨年の釜堀浩元行者様が、不眠不休不臥、9日間のお堂に籠もる生死をかけた修行の最終日、すなわち、出堂の際に随喜させて頂いた時以来です。そのときの行者様のお姿は神々しくおごそかでしたが、当日は、なんとすがすがしく、爽やかでした。母の健康長寿の為に当満行釜堀様の”わらじ”をいただいて参りました。とても大きく、そしてゆったりと優しいお姿が、そのまま”わらじ”に残されているように思いました。ありがとうございます。感謝!
皆様も、一度は、無動寺へ、そして明王堂から玉照院へとお参りに行かれてみてください。世界観は変わるかもしれませんね。

5月22日、日本の国技とされている大相撲の千秋楽に数十年ぶりに行って参りました。本来は神様への御占(みうら)秋季祈願の神事から始まったのですが、現在は国民の楽しみになっています。東方は太陽、西方は月。そして土俵は宇宙そのものを表わした円、東は青竜で青房、南は朱雀で赤房、西は白虎で白房、そして北は玄武で黒房と配置されています。神事であるが故の陰陽・五行思想をしっかりと取り入れて、これを伝統的に守っていることは、日本人の心の豊かさを感じます。相撲(すまい)の節気は秋と限られていたものですが、その後、春夏秋冬と4回になり、そして今では、なんと6回の興行が開かれていますね。
しかし、おすもうさんは実に唄がうまい!尾車親方(写真)の相撲甚句。

阿闍梨様のわらじ 行中にお召しになった浄衣と持ち物 玉照院 将軍塚から京都を眺める
青蓮院門跡 大倉さんと東寺にて 懇親会会場にて 尾車親方の歌相撲甚句
 お茶会・特定非営利活動法人 論語普及会総会参加
4月2日、池田理代子様のお誘いで友人宅にてお茶会に参加させていただきました。池田理代子様は、ご存知のとおり宝塚歌劇で舞台上演された 、あの「ベルサイユのばら」の作者でございます。多くの作品が、和洋の歴史を題材としており、「聖徳太子」や「女帝エカテリーナ」、「栄光のナポレオン-エロイカ」などは、とくに知られています。またとても才気あふれ、声楽家でもあり、オペラ「愛の妙薬」での主演:アディーナ役、さらに、オペラ「フィガロの結婚」での伯爵夫人役、また、小林研一郎指揮による日本フィルハーモニー交響楽団公演「第九」にてソロソプラノを歌われており、プロデュースなど、様々な分野でご活躍されております。ご参加された皆様は、どなたも、とても快活かつ上品なご婦人方、それぞれのお話を楽しく聞かせていただき、本当にたのしいお茶会のひとときでございました。そうした場にお誘いいただきましたこと、深く感謝しております。
4月24日は、理事をつとめさせていただいております「特定非営利活動法人 論語普及会」の総会に参加させていただきました。ご承知のように、私も2012年10月よりカルチャースクール「東急セミナーBE」にて、論語普及会特任講師として「論語を読む」教室を開講させていただいておりますが、この現代に孔子様の教えでござます「論語」の意義、そして、それをいかに普及させていくことを、あらためて考えさせられ、理事のひとりとして、同時に特任講師として、ますます精進すべきと心に刻みつけた次第です。なお、孔子像はほとんどが立位ですが、写真にてご紹介させていただいたのは、とても珍しい座位の孔子像です。


 国際ロータリー第2750地区 青少年交換委員会 スプリングキャンプ参加・京都散策
3月26日・27日、国際ロータリー第2750地区 青少年交換委員会 スプリングキャンプに参加させていただきました。スプリングキャンプは、青少年交換委員会プログラムの行事のひとつとして行われ、『単なる語学留学ではなく次世代を担う若者が海外での様々な体験を通して自らの国際理解を深め、ロータリーの「小さな親善大使」として世界平和に寄与していくことをその主眼』とするもの。毎年、多くの青少年を海外からお招きし実施しております。今回は、広島の原爆ドーム・広島平和記念資料館、厳島神社、京都の日本文化などを訪ねました。
その行程の最終日に自由時間がございましたので、ご無沙汰を申し上げておりました京都の名刹をお訪ねいたしました。「平野神社」では、早咲きの枝垂れ桜、「神泉苑」では恵方の神様、全国に約一万社御鎮座する天神社・天満宮の宗祀(総本社)の「北野天満宮」、また、浄土宗大本山であり新撰組発祥の地とされております「くろ谷 金戒光明寺」、さらには私の研究する気学、陰陽学にとても近しい「安倍清明神社」などをお訪ねいたしました。限られた時間ではありましたたが、久々に訪れた京都の御名刹、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。なお、舞妓さんとのお写真は、八坂、京料理「いふじ」でのもの。
 比叡山麓 律院 叡南俊照を囲む叡恍会・2015-16年度 国際ロータリー第2750地区 地区大会
2月13日、天台宗総本山 比叡山延暦寺一山 比叡山麓 律院をお訪ねし、千日回峰行者、叡南俊照を囲む叡恍会に3年ぶりに参加させていただきました。
叡南俊照師は昭和49年に千日回峰行をめざし十二年籠山に入られ、昭和54年、千日回峰行満行となり大行満大阿闍梨となれました。
律院は、比叡山麓の日吉大社・表参道の北側に建っております。本堂は文禄年間に豊臣秀頼の兄で早世した鶴松の菩提を弔って淀君が建てたという、桃山時代の建造物とされております。ご本尊は釈迦如来。なお、護摩堂の正面のご本尊不動明王の前では、現住職叡南俊照大阿闍梨さまによって、毎朝十一時に護摩供が勤められております。境内には弁財天をお祀りする池があり、また、境内には様々な植栽があり、とても心静まる名刹でございます。ぜひ、お出かけ下さい。また、当日は宿坊にて一泊、心身ともに洗われる旅となりました。

2月24日~25日、ザ・プリンス パークタワー東京にて開催されました2015-16年度 国際ロータリー第2750地区 地区大会に参加させていただきました。本会議の中で、2015-16年度RYLA委員長として、RYLAの活動報告「2015-16年度年次テーマ 博く学び、篤く実行する」を発表プレゼンをさせていただきました。この発表の機会をいただたこと、また、RYLAセミナーへのロータリアンの皆様による受講生ご推薦と参加に、あらためて心より御礼申し上げます。
 平成28年1月の行事
1月19日、20日、それぞれ東京三鷹ロータリークラブ、東京お茶ノ水ロータリークラブ様のお招きにより、卓話として平成28年の暦・丙申の干支についてお話しさせていただきました。暦学としての干支解説、この古より伝わる暦学が、現代においても政治・経済・社会の針路を示し、過去の丙申の年の傾向、また、今年起こるであろう様々な現象について解説、ご説明申し上げました。ご聴きいただきました皆様にとって、今年一年の指針となれば幸いです。

1月23日には、致知出版社主催「~人間力を高める~新春特別講演会」に参加させていただきました。福島 智先生(全盲ろうの東京大学教授)による「ぼくの命は言葉ともにある」、樋口武男先生’大和ハウス工業会長兼CEO)による「熱き心が人間力を高める」、藤尾 秀昭様(致知出版社社長兼編集長)のよる「先達に学ぶ」、を拝聴いたしました。各先生方の含蓄のあるお話に感激、とても勉強になりました。なお、懇親会では、雑誌「致知」の運勢欄を担当させていただいておりますご縁にて、新年の鏡割りのお手伝いをさせていただきました。とても栄えあること、感謝申し上げます。

1月30日は、国際ロータリー第2750地区 2015-16年度 第4回RYLArianの集い <集いテーマ>持続と還元 ~リーダーとして生きるRYLArian~にRYLA委員会委員長として参加させていただきました。熱意あふれるパネルトーク、参加者によるグループトーク、並びに和気あいあいとした懇親会など、とても嬉しく思い、同時に委員長としての重責に身がしまる思いでした。

さて、1月31日には、新年講演会をホテルニューオータニ ガーデンタワー40階「ベッラ・ヴィスタ」にて開催させていただきました。昨年の新年懇親会の後、「象英会」を休会させていただく旨、皆様にはご報告申し上げておりましたが、新年講演会を是非とも開催して欲しいとの皆様のご要望により、今年も開催させていただくことになりました。当日は七十余名の方々がご参加され、およそ1時間にわたる講演を熱心にお聞きいただき、その後昼食親睦会をお楽しみいただきました。皆様の、今年一年のご多幸を願ってやみません。


 年頭にあたって

新年明けましておめでとうございます。


人生は自ら投じたものだけ受けることが出来る。
干支の組み合わせは60通りあり、九星には9パターンの星の特長があります。それは、天の気(三・六・九)と人の気(一・四・七)と地の気(二・五・八)の九星でこれをベースに、地支との組み合わせで吉運期と凶運期の周期を読み解くことが出来るのです。誰しもツイていないと感じられる時期と、とてもラッキーな出来事に恵まれた時があったのではないでしょうか。

人間の花は5年後に小さく、10年後には大輪の花が咲く・・・と言われます。つまり、人生の中で“収穫が得られない”と云うことは花も咲いていないことかも知れませんね。人生とは「これまで」と「これから」という時間の流れが縦糸のように繋がっている世界であるからこそ、不平不満ではなく、与えられた責務に全力を尽くし、人との出会いに感謝の心を持って暮らすことが出来れば、今年こそは幸せな一年になると思います。

そこで、今年、平成28年の干支は丙申(へいしん)です。天の気の「丙」は火の働きがあり、本義は「あきらか」で離合集散します。地の気の「申」は金に属し、その働きは「伸びる」であります。もちろん、”申=猿→去る”を暗示するところから、申年は災禍を除くとされます。金幣帛や金鈴を持ち、神様のお仕えを務めるお猿さんに天変地異も無く、穏やかで平穏な一年になりますよう、皆様の健康と一陽来復を願っております。
記:井上象英

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